手っ取り早くリスニング力を上げるコツ

English for global communication

今回は、短時間で手っ取り早くリスニング力を上げる方法をシェアしたいと思います。

自分が話したい内容に近い題材のものを選ぶ

リスニングの題材は、自分が聞きたい内容よりむしろ、自分が話したい内容に近い題材のものを選ぶようにしましょう。職場でもっと話せるようになりたいのであれば、仕事関係のプレゼン動画が一番の題材です。動画は2分程度で構いません。大切なのはキャプションやスクリプトがついている動画であることです。

内容はわからなくてもとにかく音を真似る

まず発音よりも発声に注意して聞いてみてください。どうやったら話者と似たような発声になるのかに注意して音をそっくりそのまま真似てみてください。意味はわからなくても構いません。ネイティブになりきってやってみてください。

わかりそうでわからない部分を2つピックアップする

その2分間の中で、全くわからない部分はあえて無視して、わかりそうでわからない部分を2箇所ピックアップします。そこを丁寧に深掘りしてみましょう。

聞き取れない原因を理解する

聞き取れない原因はいくつかあります。

  • 話者のスピードが早すぎてついていけない
  • 発音やアクセント、イントネーションが自分が覚えていたものと違っている
  • 音の連結や省略が起こっていて、その仕組みを知らないために聞き取れない
  • その国の社会的/文化的な背景を知らないと理解できない内容
  • 専門用語やスラング

このうち、最初のふたつが原因だった場合、すぐ聞き取れるようになる確率が高いです。そこを重点的に攻めていきましょう。

スロー再生して聞き取れるならそのスピードでシャドーイング

スロー再生して意味がわかるのであれば、スロー再生のまま声を出してなぞってみてください。何回かやって、遅く感じるようになれば、もとのスピードでも聞き取れるようになっています。

間違って覚えていた発音を矯正

間違って覚えていた発音やアクセント、イントネーションを覚え直します。これも「あ、そうだったのか」とわかった瞬間に脳にインプットされ、次回から聞き取れるようになります。

まとめ

リスニングは2分程度の短い動画で練習しましょう。話せるようになるのが目的であれば、聞きたいものより、むしろ将来自分が話したい題材のものを選びましょう。練習では、聞き取れない部分を片っ端から調べるのではなく、もう少しで聞き取れる部分にフォーカスして、どうして聞き取れないか原因を詳しく調べて対策を立てます。

聞き取れない自分に落ち込むのではなく、今日、少しでも聞き取れるようになった自分を褒めてあげましょう。

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