英語リスニング力を上げるための戦略

English for global communication

外国語学習の本質的な目的は「相手を理解する」ことです。会話はお互いの共同作業だと考えると、リスニング力を上げる方法が見えてきます。

ゆっくり話す

母国語ではない言語を母国語より早く話すことは不可能です。ゆっくり話しましょう。そのためにはリラックスすることが大切です。相手が早口でもそのペースに乗らないようにしましょう。緊張すると自分の能力限界を超えて早口になってしまうので、心を開いて、ゆったりとした気持ちで会話しましょう。

「ゆっくり話してもらえませんか?」と言っていい

会話の目的は「相手を理解すること」です。

Can you slow down a little bit? ちょっと話すスピードを落としてもらえませんか?

とゆっくり言いましょう。相手の話す速さを、自分の聞き取れるレベルに下げるのです。相手がゆっくり話してくれれば、聞き取れる可能性が上がります。

他にも
Sorry, Can you say that again?  すみません、もう一度言ってもらえませんか?
Can you summarize what you’ve talked? ポイントを要約してもらえませんか?
What do you mean by 〇〇〇? 〇〇〇とはどういう意味ですか?

など相手を理解するための質問であれば、どんな聞き方でもOKです。但し相手を大切にしているからちゃんと理解したいんだという姿勢をキープしてください。

逆に相手から
Does that make sense? わかりましたか?
と聞かれたら、安直にYesで終わらせず、自分が理解したポイントを簡単に伝えましょう。もし誤解していたら相手に直してもらえます。

Web会議は録画する

Can I record this meeting? 会議を録音していいですか?
と聞いてOKをもらえたら臆することなく録音しましょう。聞き取れなかった部分をもう一度聞くためというより、自分がうまく話せなかったのはどこかを確認するためです。あの時、自分はどう言うのが正解だったのかを反省して次回に臨みましょう。ここがとても大切です。

まとめ

何語であれ、相手を理解することが会話の本質です。母国語より早くは会話できないので、ゆっくり話してください。相手にもゆっくり話して欲しいと正直に伝えましょう。Web会議は録音をお薦めします。あの時なぜ自分はうまく話せなかったのか、その原因を調べて対策を立てることで話す力が短時間でついてきます。苦労して話せるようになった文は、リスニングの練習をしなくても聞き取ることができるようになります。

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