外国人の同僚と話すのが怖い…。信頼関係を築くには

English for global communication

外国人の同僚と信頼関係を築くためのちょっとしたヒントを整理してみました。

人類共通の価値観をベースにコミュニケーションをしよう

相手を尊敬する

相手を大切に思っていることを態度で表して下さい。例えば店の入口で後ろに人がいるならドアを開けたまま少し待ってあげる、椅子が足りなければまず女性に席を薦める、狭いところでは相手にスペースを譲るなどです。ちょっとしたことでもいいのです。相手を大切に思う気持ちは人種を超えて相手に伝わります。

相手に誠実、自分に正直

相手に対して誠実でいてください。あなたが言っていることと、やっていることが違うと、人はあなたに疑念を抱くようになります。

また、自分自身に対しても正直でいてください。考えていることと別の事を口にすると、心の中で葛藤が生まれ、相手に筋道を立てて説明することが難しくなっていきます。グローバルな職場環境では、異なる意見は尊重されます。それは新しい意見の中に新しい解決の道筋があるかも知れないからです。Noというべき時に、はっきりNoと言わないのは、自分に対して不誠実です。忖度は日本の文化で、他国もそうだとは限りません。ここが一番日本人が気を付けなければいけないことです。

声を上げる勇気

自分一人が日本人、まわりの人が皆外国人の場で、英語で発言するのは誰でも勇気がいることです。それが最初の壁です。前のボスがこう言って勇気づけてくれました。

「バカな答えはあるけど、バカな質問なんてないんだよ」

思ったことを気負わずさらっと言いましょう。

今より倍の忍耐と寛容が必要

日本では考えられないような問題が起こったとき、怒りは問題解決に役に立ちません。誰がやったかではなく、何が起こったか、自分だったらどうやって解決できるか、どんな質問が事実を明らかにするか、どうやったらいい方向に進むのか、冷静に考えて建設的な発言をしてください。

「こんなの日本じゃ考えられない」は禁句です。そう考えても解決には役に立たないです。

問題が解決したら、同じ問題を繰り返さないようにして、あとは「うまくいってよかったね」で終わらせるのが一番です。犯人捜しやレッテル貼りはあまり生産的なことではありません。

挨拶と感謝は人をほっこりさせる

どんなに短い要件でも、初めのHiと、終わりのThanksは省かない方がいいです。忙しい中でも余裕を忘れない気持ちが大切です。

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