Crash Adams Give me a kiss (クラッシュアダムス ギブミー・ア・キス【熱唱できるレベルまで解説】

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「英語の歌をカラオケで、のびのび歌えたら気持ちいいだろうなあ」と思ったことはありませんか?

この記事は下記のような人におすすめです。

  • 「英語の歌をかっこよく歌いたいけど口がまわらない」
     
  • 「歌詞がメロディーからはみ出してしまう」

カギとなるのは発声とリズムです。

今回は、カナダ出身のデュオCrashadamsの「Give me a kiss」という曲を例に、

・英語と日本語の発声の違い

・英語と日本語のリズムの違い

について解説します。

僕は普段、世界各地の人たちと英語で仕事をしています。日本人は僕ひとりです。僕を含め「母国語なまり」を誰も気にしていないです。

もちろん発音も大切ですが、声の質とリズムから改造した方が、早く実践で英語を使えるようになると常々思っています。一番大切なのは、話のポイントを相手にわかってもらうことだからです。

国による発音の違いは、聞く側も次第に慣れてきます。でも小さくこもった声だと聞き取りづらいし、平坦な話し方で思いをしっかり伝えるのは難しいです。

この記事を読むと、英語をスムーズに話すコツがわかりますよ。

おまけとして、音楽データからコードを調べる方法も合わせて紹介するので、楽器を弾ける人はぜひ参考にしてください。

今回紹介するのはCrash Adamsの「Give me a kiss」

Crash Adams Official Youtube サイトから引用

ひらがな英語でオーバーラッピング

オーバーラッピングとは音源と同時に音読するこことです。今回は歌なので、下のテロップと一緒に歌ってみてください。RやTHなど、日本語にない英語特有の音は、気にしなくてもOKです。

それではさっそく歌ってみましょう。

ひらがな英語で歌えるようになったら、そのままの状態で英語の原文歌詞を見て歌ってみてください。このときはRやL,F,THなどを少し意識してみます。

以前とは比較にならないぐらいうまく歌えているはずです。

歌詞の原文はこちら

英語と日本語のリズムの違い

日本語は基本的に各単語同じ速さ、同じ高さで話します。
うい えいと まくどなるど あっと みっどないと

これに対し、英語は伝えたい事を強調し、それ以外は弱くしたり省略するため、リズムが生まれます。太字で書いたところを、大きく高くします。
うぃえいまっだーなぅずぁみっない

英語と8ビートの相性がいいのは、強調したい音節とビートがうまく絡み合うからです。日本語だとワンセンテンスに音節がたくさんありすぎて、あふれてしまいます。

英語と日本語の発声の違いについて

日本語は喉(のど)を締めて音を区切るのに対し、英語は喉を開いたまま一気に文章の最後まで話します。

ポイントは

・喉を締めずにリラックスして声を出す
 
・強調したいところは強く、そうじゃないところは弱く言う

です。

歌詞を例に説明します。

We ate McDonald’s at midnight.
僕たちは真夜中にマックを食べた

うい/えいと ま/くどなるど あっ/と みっ/どない/と
日本語の場合、/ のところで無意識に喉を締めています。

ところが英語の場合は、喉を開いた状態のまま一気に話してしまいます。
うぃえい  まっだーなぅずぁ  みっない

です。

「喉(のど)を開く」とは?

あくびをしながらため息をついてみてください。喉が大きく開くのを感じると思います。その状態のまま、余分な力を抜いてみてください。

声を作り出すのは今開いている喉のあたりからです。多くの場合、声は正面に向かって出すというより、あごを引いて胸と後頭部を響かせるイメージです。

覚えておきたいフレーズ

hung over = 二日酔いの

hung over = 二日酔いの、という形容詞です。一語でhungoverと書くと名詞です。YouTubeの字幕ではI was so hungoverとありました。普通、名詞の前にsoはつけないので、文法的には間違いなんじゃないかと思いますがどうでしょう。詳しい方いらっしゃったらコメントいただけるとありがたいです。

give the world=すべてをささげる

(愛する人に)すべてをささげる

まとめ

今回は、英語と日本語の発声とリズムの違いについて解説しました。

  • 日本語は喉(のど)を締めて音を区切るのに対し、英語は喉を開いたまま一気に文章の最後まで話します。ポイントは、喉を開いてリラックスさせることです。
  • 日本語は基本的に同じ速さ、同じ高さで話します。これに対し、英語は伝えたい事を強調し、それ以外は弱くしたり省略するため、リズムが生まれます。辞書に書いてある通りにすべての音を発音する必要はありません。

英語の発声を理解すれば、英語の発音がしやすくなるし、英語が持っているリズムがわかれば、強弱をつけてスムーズに話すことができますよ。

【おまけ 楽器演奏者向け】音源のコードがわかるサイトの紹介

Chordifyというサイトでは、音源のURLを入力すると、コードを生成してくれます。楽器を弾く方は参考にしてみてください。

今回使った動画のURLは以下の通りです。

https://youtu.be/wNBdorKBcp8

ではまた。Have a good one!

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