この記事は、次のような人におすすめです。
- 英作文のやり方がわからない
- 自分が書いた英文を誰かに添削してもらいたい
- 自分が書いた英語が文法的に正しいか心配
英作文はインプットで得た知識を実際にアウトプットしていく大事な作業です。
でも、いきなりSNSに英語で投稿し始めるというのはちょっと勇気がいりますよね。
そこで今回は、気軽に始められて無理なく続けられる英語日記の書き方をお伝えします。
合わせて日記ツールや添削アプリも紹介します。
思いついたことを英語でさらっと言えるようになりたい人はぜひ最後まで読んでみてください。
【この記事を書いた人】
ITエンジニア系英語オタクです。米国企業での実務経験10年以上。アメリカには仕事で3年住みました。ブログを通じて「今すぐ英語を話せるようにならないとやばい人」へサバイバルキットの提供を目指しています。
大切なのは書き続けるモチベーションの維持
英語日記の最大の敵は「挫折」です。ギブアップを避けるためには次の点が重要です。
- 時間をかけすぎない
表現に迷いすぎるとつらくなってきます。今の自分のレベルに応じた英文で問題ありません。公式文書ではないので、思いついたことを書ける範囲で書いた方が良いです。
- 最初は日本語で書いてもOK
習慣化が大切なので最初は日本語で書いてみるのもいい方法です。
- ポジティブに文を終える
たとえ暗い内容であっても最後は前向きな一言で終えるとすっきりします。
- ルーチン化する
毎日同じ時間帯に日記を書くようにします。歯磨きの前など、日々の生活習慣とセットにすると続けやすいです。
英語日記を無理なく続けるには
英語日記の目的は英語で表現できる範囲と深さを広げる事です。そのための手段は柔軟に考えましょう。
毎回いちから書く必要はない
AIや例文の活用をおすすめします。次のようなやりかたでも全く問題ありません。
- 日本語で書いてAIで翻訳
- 好きな記事をAIで要約
- 書籍の例文をベースにアレンジ
大事なのは新しい言い回しを知ること。その表現で自分の日常を書いてみる事です。
親しい友達に話したい事を書く
今日何をやったかを羅列するだけでは、すぐ行き詰まってしまいます。
自分の考えや思い、こだわりを冒頭で述べるとその後が書きやすく、他の人が読んでも面白いものになります。
構成は起承転結とPREP法のミックスがおすすめ
起承転結はストーリー性重視、PREP法は自分の主張を伝えるのに便利です。内容によって使い分けると効果的です。
起承転結とは
- 起: 前提や背景の説明
- 承: 本題への導入
- 転: メインテーマ
- 結: 締めくくり
PREP法とは
- Point(結論)
- Reason(その理由)
- Example(具体例)
- Point(結論の繰り返し)
最後に決めぜりふを足す
日記の最後に、明日につながるひと言を入れると「また書こう」という気持ちで日記を終えることができます。決めぜりふは英語でも日本語でもOKです。
- 明日はまた新しい一日
- 今日また少し賢くなった
- しょせん世の中はままならないもの
- 〇〇さん、ありがとう
- 今日が一番若い日
- これも修行のうち
- 明日は明日の風が吹く
本文を書き終えたらタイトルをつけて完成
文が完成したら内容にふさわしいタイトルをつけて完成です。
- 日記タイトルに連番をつけると通算で何本書いたのかわかって励みになります。
- 日付形式はMMM/DD/YYYY (例:Jan/29/2025)がアメリカ式です。
日記ツールは10年日記がおすすめ。手書き派には英語手帳
記帳媒体は10年日記をお勧めします。英語に特化しているわけではありませんが、ネタを思いつたらさっとメモしておけるので便利です。Web版とスマホアプリがあります。
スマホアプリは下記のリンクからダウンロードできます。
手書きが好きな人は英語手帳がおすすめです。通常版とミニ版があります。
【通常版】
【ミニ版】
和文英訳と添削はDeepLがおすすめ
翻訳と添削はDeepLをおすすめします。1度に1,500文字以内であれは無料で使えます。日記用に使うならこれで十分です。
和文英訳にはDeepL翻訳
日本語で書いた日記を英語に訳したいときはDeepL翻訳をおすすめします。テキストを入力またはコピペするとリアルタイムで翻訳文が表示されます。
英文の添削/推敲にはDeepL Write
作成した英文のレビューはDeeL Writeがおすすめです。スペルや文法の誤りチェックはもちろん、文体も選べます。
- スペルや文法の誤りをチェック
- 語句や文の書き換え候補を提案してくれる
- 一般、カジュアル、ビジネスなど文体や語調を指定できる
DeepLはブラウザ、PC(Win11,MacOS)、スマホアプリ(iOS,Android)上で動きます。多少機能に差はありますが、翻訳や添削の根幹部分は同じです。
公式のアプリダウンロードサイトはこちら。
DeepLの詳細については過去記事でまとめてあるので参考にしてください。
英語日記アプリはIDIY(アイディー)がおすすめ
日記文をネイティブ講師に添削してほしい場合はIDIYをおすすめします。スマホアプリでもPCでも利用でき、添削結果の返信が早いところが特徴です。
おすすめ参考図書
モチベーション維持に役立つおすすめの書籍を2冊紹介します。
「英語日記BOY」
実際に英語日記をツールとして英会話力を上げた人の実践記録です。日本でできる具体的なやり方がたくさん書かれていて参考になります。
「一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書」
タイトルの「絶対に忘れない」はちょっと大げさですが、僕が生まれて初めて面白いと思った文法書です。英語の学び直しをしたい人に強くおすすめします。
まとめ
日記を書くこと自体が楽しいと感じる時が来るまで、「がんばらないけどあきらめない」スタンスで続けることをおすすめします。
- 英語日記の最大のポイントはモチベーションの維持
- 挫折防止のためにはがんばりすぎないこと。AIの利用がおすすめ
- 日記文の構成は起承転結かPREP法が書きやすい
- 日記ツールは10年日記、手書き派は英語手帳がおすすめ
- 和英翻訳や英文添削にはDeepLがおすすめ
- ネイティブの英語講師に英文添削して欲しい人はIDIYがおすすめ
それではまた。Have a good one!
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