外国語学習のプラットフォームはLingQがおすすめ

English for global communication

この記事では、英語をはじめとする外国語習得サイトLingQ(リンク)について解説します。

この記事は次のような人におすすめです。

「もっと自分が楽しめる題材で英語を学びたい」

「学習教材を色々試してみたけれど、コンテンツがいまいち自分のニーズと合わない」

「市販のテキストをいくらやってもドラマやニュースが聞き取れない」

「英語以外の言語にも挑戦したいけど時間もお金もない」


そんな方には、オンライン外国語学習サイト「LingQ」をおすすめします。

読む、聞く、話す、書く、それに単語帳やクイズの自動生成まで、外国語学習の過程でやりたい事はほぼ網羅できています。

LingQ(リンク)とは

LingQとは、多言語をマスターするためのオンラインプラットフォームです。
現在40か国語以上をカバーしており、どの言語を選んでも単一のプラットフォームで学ぶことができます。

つまり、言語に関わらずツールの操作方法は同じです。また、新しい言語に挑戦するのに追加料金はかかりません。

・豊富な教材の中から、ジャンルとレベルに合わせて絞り込みができる

・初心者向けに60レッスン分のミニストーリーが用意されている

・Youtube動画やCNNなどのニュースサイト、TEDやブ個人ブログなどから自分の興味のあるコンテンツをインポートしてプライベート用の教材に変換することができる


僕はLingQを使って1年間に英単語を12000語、中国語を2000語覚えました。英語はボキャブラリが増えた分リスニング力も上がりました。

中国語は1年でHSK2レベルの会話であれば理解できるようになりました。特別に学習時間を設けたのではなく、スキマ時間の積み重ねでここまでできました。

LingQの特徴

LingQのコンセプトは、

Learn Languages from Content You Love. – あなたの好きなコンテンツで外国語を学ぼう

です。

その最大の特徴は、Webから好きなコンテンツをインポートして自分だけのオリジナルレッスンを作れるところです。

  • テキストの読み込みと表示
  • 未知の単語、学習中の単語、既知の単語を自動的に判別
  • 音声ファイルの自動生成
  • 音声とテキストの連動、速度調整
  • 単語帳の自動作成
  • クイズの自動生成

などが可能です。

LingQの流れ

  • ユーザー登録し、学びたい言語を選択
  • 興味のあるジャンルから自分のレベルに合ったコンテンツを選んで読む
    YouTube動画やWebからコンテンツをインポートして自分だけのオリジナルレッスンを作ることもできます。
  • コンテンツを読みながら、覚えたい単語をLingQという単語帳システムに追加していきます。
  • 読み終わったらレッスンモードに切り替えて、LingQに登録された新出単語を元に生成されたクイズに答えていくことで語彙を増やしていきます。
    出題される単語は、ある一定の期間を置いて繰り返し出てくるので記憶が定着しやすいです。

LingQのメリット/デメリット

メリット

  • レベル毎に学習コンテンツが用意されている
    入門者から上級者まで豊富なコンテンツが用意されています。レベルやジャンルによるフィルタリングも簡単で、自分の能力にあったコンテンツで学習を進めることができます。
  • ボキャブラリビルディングがシステム化されている
    コンテンツを読み進める中でわからない単語が出てきたら、ワンクリックで単語帳登録できます。レッスンモードでは、システムがLingQに登録した新出単語を使って、聞き取りやスペルリングに関するクイズを自動作成してくれます。
  • 読み上げ機能がついている
    単語はもちろん、センテンス全体の読み上げ機能がついています。機械による読み上げなので多少不自然さはありますが、発音やアクセントを確認する分には全く問題ありません。
  • リスニング音声の速度調整ができる
    音声スピードは0.5倍から2倍まで変えることができます。音声ファイルはスマホにダウンロードできるので、隙間時間を使ってリスニングやシャドーイングができます(別途スマホにアプリのインストールが必要です)。
  • スピーキングレッスンができる
    レッスンモードでスピーキングテスト(音声を機械が読み取って採点)を受けることができます。コンテンツの中から1センテンスが出題され、その文をマイクに向かって話します。聞き取り精度はかなり高いです。ちゃんと発音すればちゃんと聞き取ってくれますが、そうじゃない場合はあからさまに点数が下がってしまいます。
  • モチベーションを維持する仕組みが用意されている
    ストリーク(レッスンの連続受講日数)が記録されてメイン画面に出てきます。僕は今日時点で360日連続してレッスンできているので、これが途切れないように毎日ちょっとした隙間時間を使ってコツコツやっています。

    日々の学習ターゲットに対してどれぐらい実際に学習したかも統計画面で確認できます。読んだ文字数、覚えた単語数などの履歴も日別にグラフで出てきます。

デメリット

  • 無料版だとLingQに登録できる単語数に上限がある
    LingQに無料で登録できる単語数は最大20までです。
  • 無料版だとインポートしたコンテンツからレッスンを作れる本数に上限がある
    無料版だとコンテンツのインポート上限は5本までです。
  • 有料版の料金は月額2,100円(2024年3月21日時点)。

実際に使ってみた感想

聞き取りができるようになってきた

コンテンツを大量に読み、聞くことを続けた結果、リスニング力がかなり上がりました。これは耳が英語に慣れてきたことと、ボキャブラリが増えてきたからだろうと思います。読むスピードもかなり上がったと思います。

日本語で考えることなしに英語が話せるようになってきた

比較的簡単な文章を大量に読むことで、無意識のうちに頻出する表現パターンを覚えたらしく、自然に英語が出てくるようになりました。

文法に対する考え方が変わった

文法はルールではなくパターンだと思うようになってきました。たくさん読んでパターンがわかってくれば、頭で考えなくても文法に沿ったセンテンスが口から勝手に出てきます。

どんな人におすすめか

  • いわゆる教則本での学習はすぐ飽きてしまう人
  • 「こういうことを知りたい、そのために英語をマスターしたい」という特定のジャンルに強い興味を持っている人
  • 好きな作家やアーティストがいて、それをテキスト代わりに英語をマスターしたい人

毎年春になると英語の勉強を始めるけれど、3か月ぐらいで挫折してしまう人は、LingQに登録して毎日少しずつ自分の成果を確かめながら、自分の好きなコンテンツで学習する方法をおすすめします。

3か月を過ぎたあたりから読むスピードが上がってくるのを実感できます。語彙が増えていけば、今まで聞き取れなかった単語が急に意味を持って耳に飛び込んでくるようになります。

読み上げ機能を使ってシャドーイングをすると、より記憶に定着し、発音もよくなります。そうするとリスニング力があがる、といういい循環が生まれます。

まとめ

今回は外国語学習サイトのLingQについて紹介しました。このサイトを使うと読む、聞く、書く、話す、ボキャブラリを増やす、という語学学習に必要な機能を網羅しつつ、自分の興味のある分野のコンテンツを使って楽しく学習を進めることができます。ぜひ一度試してみてください。

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LingQ 言語学習
LingQ 言語学習
開発元:The Linguist Institute
無料
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ではまた。良い一日を。Have a good one!

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