【発音より大事】アメリカ英語の発声方法について解説

アメリカ英語の発声
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この記事は、次のような人におすすめです。

  • ネイティブからよく聞き返されてしまう
     
  • オンサイトの会議で自分だけ声が小さい
     
  • ネィティブの声の出し方を無理にまねると声が枯れてしまう
     

アメリカ人と一緒にいて、「どうしてこの人の声はよく響くのか?」と不思議に思ったことはありませんか?

日本人の日本語の声は、どちらかというと音が響かないグループに入ります。背景にあるのは、発声法の違いです。

でも具体的にどう違うのか、どう矯正すればいいのか、わかりやすく説明しているサイトや動画はとても少ないのが現状です。

そこで今回は、アメリカ人のボイストレーナーから教わった、アメリカ英語の発声の基本について解説します。

【この記事を書いた人】
米国企業での実務経験10年以上。アメリカには仕事で3年住みました。ブログを通じて「今すぐ英語を話せるようにならないとやばい人」へサバイバルキットの提供を目指しています。

アメリカ英語の土台となる発声とは

良く共鳴していて、大声でなくても通る声

アメリカ人との会議やプレゼンでは、通る声で相手にメッセージをきちんと伝えることが大切です。

声の通りが悪いと、いくらコンテンツが良くても効果が半減してしまいます。聞き取りづらいからです。鍵となるのは、体を使った母音の共鳴です。

ポイントは横隔膜

英語を話すときは、喉だけでなく横隔膜を連動させると、声に力と響きが生まれます。

横隔膜を上手に使うと首から頭にかけての緊張がほどけ、体が共鳴しやすくなります。結果として、しっかりとした声が出るようになります。

しかも喉への負担が減るので、声の疲労も防げます。

横隔膜でエネルギーを作って、胸から放出するイメージで声を出すと声が通りやすくなります。「口を取り外して胸に置け」と表現する人もいます。

はまじ
はまじ

高い声や低い声を出すときでも、常に横隔膜との連動を意識することが大事です。つながりが切れると、喉が締め付けられるように硬くなり、声が弱く自信のないものになってしまいます。

喉を開く、力を入れない

アメリカ英語は、喉に力を入れなくても話せます。

あくびをしながらため息をついた状態から脱力すると、喉が広がって息が流れやすくなります。

なるべくこの息の流れを喉で締めないように、空気の流れを遮断しないようにすると、英語らしく聞こえます。

はまじ
はまじ

センテンス中の母音を意識すると喉の締め付けが減りますよ。

共鳴させる場所は1か所ではない

共鳴させる部位は大きく分けて5か所あります。

子音の詳細な発音は脇に置いて「あ、この母音は、ここが響くんだ」と実感することが今回の重要ポイントです。気づく事ができれば、次回からその響きが出せるようになります。

参考までに「あいうえおフォニックス」のサンプル音源をリンクしています。音が出るので注意してください。

おでこ:あ / あい / えい

耳たぶの下:い / 暗い あー

真後ろに向かって声を出すイメージです。

鼻:え / い / 暗い あ

口:うー / う

胸:おう / 暗い あ

まとめ

  • アメリカ英語の土台となる発声とは、良く共鳴していて大声でなくても通る声
     
  • ポイントは横隔膜。横隔膜を使うと首から頭にかけての緊張がほどけ、体が共鳴しやすい
     
  • 喉を開く、力を入れない。あくびをしながらため息をついた状態から脱力
     
  • 母音が共鳴するのは、おでこ、耳たぶの下、鼻、口、胸の5パターン
     
     

ではまた。Have a good one!

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