あなたは、ネイティブの英語話者から聞き返される回数を減らしたいとは思いませんか?
今回は、アメリカ英語の発音矯正に特化したアプリ、BoldVoice(ボールドボイス)を紹介します。
この記事では、ボールドボイスで200日連続レッスンを受けた私が、実体験をベースにBoldVoiceの効果的な使い方と、失敗の回避方法についてわかりやすくお伝えしています。
【この記事を書いた人】
外資系企業での実務経験10年以上。アメリカには3年駐在しました。ブログを通じて「今すぐ英語を話せるようにならないとやばい人」へサバイバルキットの提供を目指しています。
BoldVoice(ボールドボイス)の特徴
アメリカ英語のアクセント習得が目的のアプリ
BoldVoiceは、もともとはアメリカ移住者向けに開発された発音矯正アプリです。
このためターゲットは標準アメリカ英語一択です。
アプリはIOSまたはAndroid上で動きます。ブラウザ版はありません。
人とAIによるレッスンを上手に使い分けている
ボールドボイスは完全AI主導ではなく、重要なパートはすべて人が教えてくれます。そこが他社製品との大きな違いです。
生身の人間によるコーチング
口の形、舌の動き、声の響かせ方などは、ネイティブのプロコーチが指導を行います(動画解説)。

レッスン動画は英語です(日本語キャプション表示可能)。
AIを使ったスコア判定
AIがユーザーの音声をリアルタイムで解析し、結果をスコアにします。
最初にコーチの解説を受け、練習してできるようになったら録音し、AIでスコアを確認する、という流れでレッスンは進みます。
解析結果のフィードバックは、どの単語のどの部分がどう聞こえたのか、それをどう修正すればいいのか、までわかります。
BoldVoiceのすごいのは、現時点のレッスン結果に基づいて、AIがカリキュラムを動的に組み直すところです。苦手な発音は、手を変え品を変えて繰り返しレッスンに出てきます。
コースはスタンダードとスーパーの2種類
学習コースはスタンダートとスーパーの2種類があります。
スタンダード
主な機能は以下の通りです。
- スピーキングアセスメント(現状把握)
- 個別トレーニングプランの作成
- コーチによるビデオレッスン
- AIによる発音判定
- コーチと自分との音声比較
- 練習課題
スーパー
スーパーは、スタンダードの機能に加え、AIとの会話練習ができます。
ロールプレイングや、テーマに沿ったディスカッションなど。
完全フリートークも可能です。
料金:スタンダードは月25ドル or 年150ドル スーパーは年200ドル
- スタンダード
月額25ドル、年額150ドル(月額12.5ドル相当)
- スーパー
年額200ドル
スタンダードの月額は年額の倍なので、学習期間を6か月以上とる予定なら年額がおトクです。
セールやクーポンは見当たらず。でも紹介者割引がある
セールやクーポンは、公式サイト内では見つかりませんでした。
ただしBoldVoice利用者から受け取った紹介リンクで申し込むと10%オフになります。

私も利用者です。よろしければこちらの紹介リンクをお使いください。
7日間の無料体験あり
ボールドボイスは7日間の無料体験が可能です。ただしクレカの事前登録は必要です。
8日目から支払いが始まるので、解約するならその前に手続きを終えてください。
解約手続きは、アプリの「マイページ」→「サブスクリプション」で行えます。
無料体験の始め方
申込みリンクはこちら (このリンクからアクセスすると購入の際に10%OFFになります。もちろん買わずに無料体験を終了してもOK。)
クエスチョネア(質問リスト)に答える
質問の数はわりと多い方です。カリキュラム生成の基礎データにするからだと思います。
支払方法を登録する
BoldVoiceの簡単な紹介の後に、クレカ登録画面が出てくるので入力します。課金開始は8日目からです。
先にアプリをダウンロードした後、Google Play StoreまたはApple Store経由でも支払登録は可能です。
初回アセスメント(Speech Scan)を受ける
スピーチスキャンは、AIがあなたの現状レベルを把握するための機能です。所要時間は5分程度です。英文がいくつか画面に出るので音読します。例えば次のような文です。

録音終了後、AIが音声データを解析してユーザーの強みと弱みを分析し、あなた向けの独自カリキュラムを自動作成します。
私の失敗:初回スピーチスキャンだけではデータが足りなかった。
私は、AIが初期データをもっと必要としていた事に気づきませんでした。
みなさんは、スキャン後に下のような画面が出たら、レッスンを3日間連続でやって、AIに現状を正しく把握させてください。

スピーチスキャンの役割は、あくまで現状把握です。普段以上にうまくやろうとしない方がいいですよ。
無料体験で「これはイケる」と直感。
レッスンの流れを簡単に紹介します。
最初にコーチによる解説動画を見て、どういった口や舌の形で声を出すのかを理解します。
何回か練習した後、録音ボタンをタップします。
とりあえずパスしました。
続けてこの音を使った他の単語を練習していきます。
間違っている箇所が赤またはオレンジで表示されます。
矢印は、そこに余分な音が入っていることを示しています。
画面下の『コーチ』ボタンを押すとコーチの音声が、
『あなた』ボタンを押すと自分の音声が聞けます。
次の画面に進むとと、改善のための具体的なアドバイスがあります。
素直にコーチのお手本をまねると、あっさりパス。
「あ、なるほど。これはイケる」と直感しました。
発音記号をIPAにしたい場合は、アプリのマイページから右上の歯車マークをタップし、「IPAを使った音の表示」というボタンをONにします。
IPAとは、一般的な辞書に載っている/ɪr/のような記号の事です。
何回やってもクリアできない場合は、自動的にブックマークがついた後、「飛ばして次に進みましょう」と促されます。
課金して毎日やってみた:何度かの挫折を経てブレークスルー
50日目の挫折ポイント:点数にこだわりすぎた
始めた当初は、個々の単語で高得点を出そうと頑張りすぎました。その結果レッスン時間が長くなり、フラストレーションがたまりました。
「この調子でやっていたら、いったいいつ全部終わるのだろう」と、ちょっと不安になりました。
対策1:まずは、発音の全体像を把握しよう!
アメリカ英語は、音素が全部でおおそ44個あります。どんな音なのか全体をざっくり理解すると、全体の規模感がわかります。
それには日本人発音トレーナー、セイダイさんのYoutube動画がおすすめです。
動画では、アメリカ英語の発音が日本人向けにわかりやすく分類してあり、そのポイントを解説しています。
対策2:ヒートアップする前にインターバルを取ろう
レッスン中、何回やっても思うようにスコアが上がらないことがあります。そんなときは、時間をおいてから再挑戦した方が、ストレスも減るしスコアも上がります。
同じ単語を「これ以上やったも疲れるだけだな」と思ったら、「ま、いいか。わかんないや」と無理せずブックマークをつけて先に進みましょう。
個々の単語に長い時間をかけるより、とりあえずその日のレッスンをやりきった方が良いです。
なぜなら、不得意な音は、AIが手を変え品を変えて、今後のレッスンに組み入れてくるからです。
また、BoldVoiceのブックマーク機能を使えば、時間のある時に、苦手なお題だけをまとめて練習することが可能です。

私はレッスンとは別に、ブックマーク一覧を低スコア順に並べ替え、毎日3個だけ選んで復習しています。これだけで割とあっさりスコアが上がります。ストレスが減るし、時短にもなりますよ。
100日目の挫折ポイント:発音が安定しなくなった
3か月が過ぎ、効果を実感するようになった頃、私は突然、母音の発音が不安定になりました。調子が良い日は全問ハイスコアになるのに、別の日には総崩れになるのです。
特に苦労したのは、以下の母音です。
- /ɑ/と/ʌ /
- /ɪ/と/i/
- /oʊ/
これにはけっこうめげました。
私の失敗:前回どうやったのか何も記録していなかった
やがて同じ音でも語頭、語中、語尾で難易度が違うことがわかってきました。
それに加えて、ワンセンテンスに何度も同じ音が出てくる場合、それらすべてを、同じレベルでクリアするのは意外と難しい事もわかりました。
つまり、単語レベルでハイスコアを出せても、多様なセンテンスの中で安定的に発音を再現できないと、スコアが落ちることに気づきました。
対策:成功体験を自分の言葉で残す
それでも試行錯誤するうちに、いきなり高得点が出ることがありました。
その時に自分はどうやったのか、口や舌の形、あごの開き具合や共鳴場所など、「勝ちパターンを自分なりの言葉でノートに書く」ことを始めました。
例えば、
- /ɑ/は歯医者さんで口を開けるときの「あ」(舌の根本が下がっている)
- /ʌ /は、忘れ物を思い出したときの「あ」(舌の中央が凹んでいる)
- /oʊ/は、セブンで売っている「唐揚げ棒」の「ぼぅ」
などです(笑)
読み返しはしないのですが、声を出しながらノートに発音のコツを書き留めた経験、それ自体が脳に残るらしく、再現性が保てるようになりました。
実際に発音は良くなるの?:はい。すごくよくなりました。
200日目:気がついたら全体的にスコアが上がっていた
単語レベルなら安定して高スコアの発音が出せるようになりました。
たとえ最初のスコアが低くても、AIの解析結果を見れば自己修正できるようにもなりました。
下の画像は、無料体験初日のスピーチスキャン結果です。80点台が多いです。
下のスクショが200日目です。平均97.8点です。スピーキングがかなり楽になりました。

今では発音にかかるエネルギーが減って「何を言いたいのか」に集中できるようになりました。例えば、「スタバでほんとに飲みたいやつ」を、たとえ間違っても臆せずに訂正しながらカスタマイズ注文できるようになりました。
メリット
- 発音が良くなるだけでなく、リスニングの解像度も上がる
- 発話が楽になる分、音読スピードが上がる
- 「話すことそのもの」に集中できるようになる
デメリット
- コーチの解説は英語のため、ある程度の英語力が必要(日本語キャプションあり)
- 学習できるのはアメリカ英語一択
口コミ
Xからの引用。#BoldVoice 3ヶ月でæとəとaとʌが入り混じる日本人には最高難度(?)の文もなんとかクリアできるようになったぜ!!(まだʌは苦手だが) pic.twitter.com/RPBIogFCU5
— Lundiam (@lundiam) April 10, 2026

発音スキルの上達は、以下の4階段型と言われています。
①「知らないし、できない」
➁「わかったけど、できない」
③「わかってるし、できる」
④「考えなくてもできる」
この方はもうすぐ④の最終段階に到達するのだと思います。私もがんばらねば。
発音を細かくチェックできてとても良いのですが、どうしてもできない発音があり、提示される改善方法を試しても上手くいかず辞めてしまいました。映像だけでなく日本語で具体的な発音方法を教えてもらえると良かったです。
Google App Storeから引用 ![]()

2026年の4月からレッスン動画に日本語キャプションが出るようになりました!
Xから引用#BoldVoice
— Lundiam (@lundiam) February 8, 2026
AR(ɑːr) の音が、直前に唇が塞がるfarやparのパターンだとどうやっても合格点にならない…😭
そうではないパターンはなんとかマスターできてcar とかはかなりそれっぽく発音できるようになったのだが。
舌の動かし方的に日本人には無理なんじゃ?舌の筋肉つけりゃ何とかなるんだろうか。 pic.twitter.com/UeOJ66glXt

実は多くの学習者が「舌は一つの塊」として動かそうとして苦戦します。秘訣は、「舌の奥(固定・安定)」と「舌先(可動・瞬発)」を別々の筋肉として切り離してコントロールすることだそうです。私はこれを知って驚愕しました。
最後に筆者の本音:通る声で英語が話せるようになる価値は大きい

200日前と今を比べて、一番『意外だった』変化とは
私が経験した意外な変化、それは発声です。
日々練習の結果、声が喉や胸に響くようになりました。
実は、私は声が響かないのが長年の課題でした。
アメリカ在任中は同僚から「会議では、もっと大きな声で話したほうがいい」と、何度か言われたことがあります。
ローカルのアメリカ人たちは、確かに地声もデカいけれど、それにも増してよく響く、通る声をしていました。
私は、日本に帰国してからも「どうやったらああいう声が出せるのだろう」と考えていました。
ところがボールドボイスを使い始めて120日目あたりに、私も英語を話すときだけ声の質が変わり始めたのです。
その時、
「あっ、発音と発声は両輪なのか」
と気づきました。
つまり、アメリカ人の声質が日本人と違うのは、「その方が話しやすいから」というシンプルなものでした。
「同じ人体という楽器でも、ジャンルが違えば音色は変わる」
声の質が変わるのは当然であり、必然だったのです。
7日間の無料体験ができます。下のリンクから申し込むと10%OFFになります。
確かに敷居は高いアプリですが、「説得力のある、通る声での英語の獲得」という見返りは、とても大きなものですよ。
ではまた。Have a good one!

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