【2024年4月 英語シャドーイングに最適なイヤホン】 厳選おすすめ3製品

英語シャドーイング用イヤホンを選ぶ時にいちばん重要なのは「音が遅れないこと」です。

  • 「今持っているイヤホンは英語学習にはイマイチだと思っている」
  • 「でもいざネットで探してみると、あまりに種類が多すぎてどう選んだらいいのかわからない」
  • 「超高音質や迫力サウンドも大切だけど、まず人の声がきちんと聞き取れなければ意味がない」

という方は是非参考にしてください。

米国企業での実務経験10年以上の「エンジニア系英語学習オタク」です。仕事で使う言語は100%英語です。アメリカには3年住みました。

この記事を読めば、シャドーイングに役立つイヤホンを見つけられるようになりますよ。

【結論】おすすめはこの3製品

結論から先に言うと、シャドーイングに最適なイヤホンは次の2製品です。

品番SOUNDPEATS Sonicヤマハ TW-E3CPEACE SS-1
メーカーSOUNDPEATSヤマハ boco
コーデックSBC、AAC、aptX、aptX AdaptiveSBC、AAC、aptX AdaptiveSBC、aptX Adaptive
形状完全ワイヤレス (左右分離型)完全ワイヤレス (左右分離型)完全ワイヤレス (左右分離型)
装着方法カナル型カナル型イヤーカフ型
重さ6g5g7.5g
価格¥5,280¥5,973¥16,510
ノイズキャンセリング機能cVc8.0ノイズキャンセリングなしcVc8.0ノイズキャンセリング
防水機能IPX5IPX5IPX7/IPC5
連続再生可能時間約15時間 (イヤホンのみ)、約35時間 (充電ケース併用)約9時間 (イヤホンのみ)、約24時間(充電ケース併用)約8時間 (イヤホンのみ)
充電所要時間イヤホン:約1.5時間、充電ケース:約2時間イヤホン:約2時間、充電ケース:約2時間イヤホン:約50分、充電ケース:約100分
製品の特長左右同時伝送技術「TrueWireless Mirroing」により接続の安定と音途切れの低減を実現Qualcomm cVc(Clear Voice Capture)機能、マルチポイント接続機能、アンビエントサウンド(外音取り込み機能)を搭載長時間着用しても痛くなりにくいイヤーカフ構造

わずか10分の充電で約4時間連続使用を実現
出典:SOUND PEATS公式サイトYAMAHA公式サイト
はまじ
はまじ

なぜこの3製品なのか、その理由は「音が遅れないから」です。

英語シャドーイング用イヤホンの必須要件は「低遅延」

シャドーイング用イヤホンを選ぶ際の必須要件はただひとつ。「音の遅延がないこと」です。

音が遅延するとなぜ困るか

最初の1音がつぶれてしまう

遅延があると、出だしの音が次の音と重なってつぶれてしまうことがあります。シャドーイングをやっているときは、最初の音にすごく集中しているので、そこが聞こえないと気が散って次の音も聞き取れなくなってしまいます。

動画の場合、口の動きと音が合わない

動画に対して音が遅れると、「この発音はどういった口の形なのか」がわからなくなってしまいます。

なぜ遅延は起こるのか

遅延はワイヤレス、特にBluetoothイヤホンで起こりがちです。

Blluetoothは、音声データを圧縮して送信、それを受け取って復元する仕組みになっています。しかし、その処理にはタイムラグがあります。このタイムラグが原因で最初の音がつぶれたり、動画の音声がずれてしまうことがあります。

有線なら遅延は起こらない

有線でもOKという人は有線のイヤホンを使うのが一番良い方法です。普段はワイヤレスを使い、シャドーイングの時だけ有線タイプのものを使うのが良いでしょう。費用もかかりません。

ワイヤレスの利便性が捨てがたい人はBluetoothがおすすめ。でも選定が難しい

それでもワイヤレスの方がいい、という人は、Bluetoothもしくはその他の無線方式から選ぶことになります。本命はBluetoothですが、選定が少し難しいです。

そもそも、Bluetoothは本質的に遅延が発生する仕組みのものだからです。ですが遅延の度合いには各製品でかなりのバラつきがあります。

遅延が目立つ機器の原因としては、

「Bluetoothのバージョンが古い」
「送信側と受信側でコーデックが合っていない」

などが考えられます。

コーデックとは、映像や音声データを圧縮/復元する技術のことです。遅延と音質に大きな影響を与えます。

下の表はコーデック毎の遅延時間を示しています。SBCを使った製品には、はっきりわかるほど音が遅れるものがあるので、SBCしかサポートしていない製品は選ばないほうが無難です。

コーデック遅延時間[ms]
AptX Adaptive50
AptX LL40
AptX 60
AAC120
SBC220

低遅延Bluetoothイヤホンの必須スペックはBluetooth 5.2以上、AptX搭載製品

シャドーイングに必要なイヤホンの製品スペックは以下の通りです。

  • Bluetooth 5.2以上
  • コーデックがAptX LL, AptX, Aptx Adaptiveのいずれか
  • 送信側、受信側ともにBluetooth 5.2以上である必要があります。ペアリングする機器同士のBluetooth バージョンが違う場合は数字が低い方の性能が適用されます。
  • PCのBluetoothバージョンの調べ方は以下のサイトを参考にしてください。
  • https://win11lab.info/win11-bluetooth-version/
  • スマホは、カタログ記載の仕様を確認してください。

【結論】SOUNDPEATS Sonic、ヤマハ TW-E3C、Boco PEACE SS-1 がおすすめ

以上を踏まえ、冒頭でお伝えした通り、2024年4月時点で僕がおすすめするのはこの3製品です。

品番SOUNDPEATS Sonicヤマハ TW-E3Cboco PEACE SS-1
メーカーSOUNDPEATSヤマハ boco
コーデックSBC、AAC、aptX、aptX AdaptiveSBC、AAC、aptX AdaptiveSBC、aptX Adaptive
形状完全ワイヤレス (左右分離型)完全ワイヤレス (左右分離型)完全ワイヤレス (左右分離型)
装着方法カナル型カナル型イヤーカフ型
重さ6g5g7.5g
価格¥5,280¥5,973¥16,510
ノイズキャンセリング機能cVc8.0ノイズキャンセリングなしcVc8.0ノイズキャンセリング
防水機能IPX5IPX5IPX7/IPC5
連続再生可能時間約15時間 (イヤホンのみ)、約35時間 (充電ケース併用)約9時間 (イヤホンのみ)、約24時間(充電ケース併用)約8時間 (イヤホンのみ)
充電所要時間イヤホン:約1.5時間
充電ケース:約2時間
イヤホン:約2時間
充電ケース:約2時間
イヤホン:約50分
充電ケース:約100分
製品の特長左右同時伝送技術「TrueWireless Mirroing」により接続の安定と音途切れの低減を実現Qualcomm cVc(Clear Voice Capture)機能、マルチポイント接続機能、アンビエントサウンド(外音取り込み機能)を搭載長時間着用しても痛くなりにくいイヤーカフ構造

わずか10分の充電で約4時間連続使用を実現
出典:SOUND PEATS公式サイトYAMAHA公式サイト

まとめ

  • 英語シャドーイングに必要なイヤホンの必須要件は「遅延がないこと」
  • 音声に遅延があると、出だしの音がつぶれたり、動画の動きと音声が合わなくなる
  • Bluetoothイヤホンで低遅延に対応した製品のスペックは下記のふたつ
    • Bluetooth 5.2以上
    • コーデックが AptX, AptX LL, AptX Adaptiveのいずれか
  • おすすめは以下の2製品
    • SOUNDPEATS Sonic
    • ヤマハ TW-E3C
    • boco PEACE SS-1

では、よい1日を。Have a good one!

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