この記事は、次のような人におすすめです。
- 英語の勉強がつまらない、続かない
- 英語を学ぶのではなく、英語で何か新しい事を知りたい
- 「教材と向き合う」以外の勉強法はないのか知りたい
お仕着せの教材とにらめっこしながらの英語学習はつまらないですよね。
LingQを使うと好きなYouTube動画を使って自分だけのオリジナル教材が作れます。
しかし2024年8月以降一部のYouTube動画がLingQにインポートできなくなってしまいました。
でも大丈夫。これには裏技があります。今回はその具体的なやり方を解説します。

「そもそもLingQってなに?」という人はこちらを参照ください。
【この記事を書いた人】
ITエンジニア系英語オタクです。米国企業での実務経験10年以上。アメリカには仕事で3年住みました。ブログを通じて「今すぐ英語を話せるようにならないとやばい人」へサバイバルキットの提供を目指しています。
引き続きLingQで好きなコンテンツで楽しみながら英語を学びましょう。ぜひ最後まで読んでみてください。
LingQにインポートできなくなったのは一部のYouTube動画
LingQにインポートできなくなったのは、キャプションがないYouTube動画です。
キャプション無しの動画とは、アイコンにマウスを当てると「字幕を利用できません」というメッセージが出てくる動画のことです。

この問題の回避策は手動での音声データインポート
しかし手動で音声データをインポートすればLingQに取り込めます。この方法なら以前と同じようにレッスンが可能です。大まかな手順は以下の通りです。
- YouTube動画をMP3ファイルに変換する
- 変換したMP3ファイルをLingQのWeb版でインポートする
- 元のYouTube動画URLをLingQに登録する
ではさっそくやってみましょう。サンプル動画は中国語コンテンツですが、英語でも操作は全く同じです。
デモ機はWindowsPCです。マックでも基本操作は同じです。
手順1:Youtube動画から音声データをMP3ファイルの形式で取り出す

YouTubeからMP3ファイルを作れるサイトはいくつかあります。今回はCNVMP3を使います。無料です。
YouTube動画のURLをコピーする
まず教材化したいYoutube動画を開き、URLをコピーします。

MP3ファイルを作成する
CNVMP3にアクセスし、Enter YouTube Video or Shorts URLという欄にURLをペーストしCONVERTボタンをクリックします。

音声ファイルの作成が終わると自動的にダウンロードが始まります。ダウンロードが終わると画面の右上にメッセージが出てきます。

手順2:LingQのWeb版でMP3ファイルをインポートする
LingQに音声ファイルを読み込ませる
ブラウザでLingQを開き、右上のImportボタンをクリックしてAudioを選びます。

ポップアップ画面が出てくるのでSelect Fileをクリックし、エクスプローラから「ダウンロード」フォルダを探して音声ファイルを選びます。

レッスン情報の入力画面が出てくるのでレッスンタイトルを入力しください。それ以外は任意入力です。入力したらAddをクリックします。

するとレッスンの作成が始まります。10分間の動画なら2~3分かかります。処理が終わるまで待つか、Go back to Libraryをクリックして別なレッスンをして時間をつぶします。

インポート処理が終わるとレッスン画面が勝手に開きます。

万一レッスン画面が開かなかった時は、LessonsタブのImported Lessonsをチェックしてみてください。処理が終わったレッスンはここに一覧で出てきます。

手順3:オリジナル動画のURLをLingQに登録する
レッスン画面の右上にある3つの点をクリックし“Edit Lesson”を選択します。

画面左下にVideoアイコンがあります。その隣の+マークをクリックします。

ポップアップ画面が出てくるので、オリジナル動画のURLをコピペし、+マークをクリックした後、下にあるAddボタンをクリックします。

処理がうまくいけば画面の右上に緑色でSavedと出るので、隣にあるView Lessonをクリックしてレッスンモードに入ります。

画面左下の左側が音声ボタン、右側が動画ボタンです。動画ボタンを押すと動画が現れます。

デモは以上です。
メリット/デメリット
メリット:キャプション付きで動画が見られる
- 動画のキャプションがLingQで見られる
- レッスン化されているので、単語の登録やセンテンス単位での再生も可能
デメリット:少し手間がかかる
- 以前と比べると少し手間がかかる
- 慣れないうちは操作が複雑に感じる
まとめ
- LingQにインポートできなくなったのはキャプション無しのYouTube動画
- この問題の回避策は手動での音声データインポート
- 手順1:YouTube動画から音声データをMP3ファイルの形式で取り出す
- 手順2:LingQのWeb版でMP3ファイルをインポートする
- 手順3:オリジナル動画のURLをLingQに登録する
- メリット:以前と同じようにレッスンできるようになる
- デメリット:少し手間がかかる
ではまた。Have a good one!
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