この記事は次のような人におすすめです。
- 中学・高校レベルの文法はわかるのに喋れない
- テキストで勉強してきたけど全滅だった
そんな人には、音声だけで完結する英会話アプリPimsleur(ピンズラー)がオススメです。
この記事では、ピンズラーの「日本人向け英会話レッスン」を実際に使ってみた率直な感想や、つまずいた点とその回避策をまとめました。
今知っている単語と文法で、基本的な英会話をスラスラ話してみたい人はぜひ最後まで読んでみてください。
アプリの基本機能や料金プランについては、こちらの記事で解説しています。
【この記事を書いた人】
米国企業での実務経験10年以上。アメリカには3年住みました。ブログを通じて「今すぐ英語を話せるようにならないとやばい人」へ、サバイバルキットの提供を目指しています。
Pimsleur(ピンズラー)とは?他社アプリと決定的に違うアプローチ
ピンズラーにはテキストブックがありません。その代わりに懇切丁寧な日本語の音声ガイダンスが用意されています。
日本語ガイダンスの秀逸さ
特筆すべきは、次の3点です。
- 日本語と英語の根本的な違いがわかっていて、英訳しやすいように補足説明してくれる
- ユーザーが戸惑いそうな部分を先回りして解説してくれる
- 「こういう場面では多くのアメリカ人はこう話す」など、状況に応じて実践的なフレーズを紹介してくれる
他社との違い
ピンズラーのガイダンスは解説にとどまらず、復習のタイミングも管理しています。短期記憶から長期記憶に無理なく移行できるように制御しているのです。
| 日本語サポート | ガイダンスの品質 | |
| ピンズラーアメリカ英語 | 生身の人間による日本語ナレーション。NHKのアナウンサーレベル | わかりやすい日本語での指示(=オールイングリッシュで挫折した人向け) |
| AI英会話アプリ | AIチューターの日本語がたまに不自然 | 主語の無い和文を「英語に直してね!」と無茶ぶりする |
| オンライン英会話スクール | オールイングリッシュ。質問するにも英語力が必要 | 理解が曖昧のまま、テキストに従って突き進む可能性 |
実は面白いストーリー仕立てのレッスン進行
Pimsleurのレッスンにはストーリー性があり、次に進んでみたくなる構成になっています。
例えばこんな感じです。
今日のレッスン
通りがかりの人に「日本語がわかりますか?」と英語で話しかけるところから始まって、英語で道を訪ねたり、レストランの場所を聞いたり。
翌日のレッスン
道を聞いたついでに食事に誘ってみて断られたり、OKをもらって待ち合わせ時刻を決めたり。
つまりピンズラーは教科書的な例文(This is a pen方式)ではなく、旅行者になった気分で実用的なフレーズを学べるようにできているのです。
なぜ効くのか?ピンズラーの4つの「黄金ルール」
語学教材として50年以上にわたって世界中から愛されてきたピンズラーには、独自の「黄金ルール」があります。
- 頭で考えず声を出す(声に出して反応する)
指示に合わせて声に出し、会話の反射神経と筋肉記憶を鍛える。
- メモや文字を見ない
文字に頼らず耳を鍛え、ネイティブに近いきれいな発音を守る。
- 丸暗記しようとしない
プログラムの自動復習システムに任せ、自然な長期記憶にする。
- 1日1レッスンを守る
毎日30分×1話ずつ進め、睡眠と休息で記憶をしっかり定着させる。
「意識して覚えようとしなくても身につく」。この体験はちょっと衝撃的でした。
ピンズラーは音声ガイダンスの中に「脳に染み込む復習メソッド」が組み込まれています。

実際やってみると「音声のみ」とは言っても、単なる聞き流しとは仕組みが全く違うことがわかります。
【体験談】実際にやってみて感じたリアルな変化とメリット
私は現在レッスン1の約半分(レッスン17まで)が終わったところです。
すぐに使えるシンプルな英語のストックが増えてきた
レッスンは、会話の核となる文型を少しずつ組み替えて言いたい事を増やしていくアプローチです。
続けていると、相手のリアクションに合わせてやりとりができるようになっていきます。
今私がやっている別のアプリは、例文が比較的長めで、実際に使おうとするとかなりエネルギーを使います。
でもピンズラーで覚えた英語は、その時の感情と直結してスラっと出てきます。
「テキストなし」だからこそカタカナ英語から脱却できる
「音声だけ」ならではの発見もありました。
読めば日本語なまり丸出しになってしまう文章も、聞こえたままに発話すれば、リズムやイントネーションも同時にマスターできます。
それと、スマホを伏せて置いてもレッスンできる快適さ。
何より目が楽だと感じました。
遅めのスピードで「煽られ感」はありません。
ただ、時々脳が「ギューン」を回転する時があります。
例えば日本語の「1,500円」を「fifteen hundred yen」というように、数字の桁区切りを変えて話すときです。
1500という数字が脳裏にはっきり映っているのに口から出てこない。
(ああ、これなんだな)
と思いました。
つまりピンズラーの狙いは「脳内イメージから発話するまでにかかる時間の短縮」です。
最初につまずいたポイントとその解決策
復習モジュールの存在に後から気づいた
ピンズラーのカリキュラムには、レッスン本編以外に以下の復習モジュールがありました。
- 単語帳
- AIによる発音チェック
などです。この消化には毎日10~15分程度かかります。
挫折しない!日々のルーティンと「ながら学習」のコツ
想定していた日々のレッスン時間が、30分から45分へと長くなってしまいました。
さて、この時間をどうやって確保するか。
30分の音声レッスン + 15分のアプリ復習
私は次にように割り振ってレッスンを続けています。
- 30分の音声レッスンは、日々のルーティンの中に組み入れる。
- 15分の復習は、その日のうちにすき間時間で。
でも耳と口以外は使わないので、だんだん体がなまってきます。
何もしないで30分じっとしているのは正直退屈です。
何か良い方法は?
通勤やフィットネス時間を活用する
そこで私は朝のウォーキング時間に組み入れることに。
どうせなら、他の事で体を動かしながらやった方が時短にもなるし楽しいと考えました。
ピンズラーには「ドライピングモード」という画面があります。余計な表示項目をカットしたシンプルなものです。レッスンが終わるまでアプリを操作する必要はありません。
「慣れない道でカーナビを見ながら」というのは無理ですが、体が覚えている、例えば通勤路なら車の中が絶好のレッスン場所になります。周囲に気兼ねせず英語を口にできます。
Pimsleurの効果を倍増させる「ながら学習」グッズ
屋外での「ながら学習」には骨伝導イヤホンをおすすめします。
私がウォーキングで使っているのはこれです。

骨伝導だから車の環境音も聞こえて安全だし、長時間のウォーキングでも耳が痛くならないのでおススメです。
「テキストなし・音声だけ」でも大丈夫なの?
逆にテキストがないからこそローマ字読みやカタカナ英語から距離を置けるとも言えます。
実際にやってみると「音声だけ」ならではの新しい発見がありました。
例えば「it」や「at」の”t”は、間をとるだけで実際にはほとんど発音しません。
文を見ないからこそ気付けるポイントです。
でもピンズラーって高額だよね?
確かに。
でも頻繁にセールを行っています。次は11月のブラックフライデーごろが過去のセール実施タイミングです。
それまで待つのも手ですが、まずは7日間の無料体験で自分に合うかノーリスクで試すのがスマートです。
またピンズラーにはファミリーアカウントというのがあり、3ユーザーまで無料です。家族でやるなら超お得ですよ。
他の英語学習ツールとの併用で最強の環境を作る
BoldVoice(ボールドボイス):アメリカ英語の発音矯正ならこれ
ピンズラーにも発音チェック機能はありますが、直し方のコツまでは教えてくれません。
ボールドボイスは、ピンズラーと完全に一致するアメリカ英語のアクセント矯正アプリ。
並行してやればピンズラーで覚えたフレーズを自然に、なめらかに話せるようになります。
下のスクショはピンズラーのボイスコーチレッスンスコア画面です。
完全カタカナ英語だった私でも、ボールドボイスのおかげでハイスコアが取れています。
LingQ(リンク):語彙力と読解力を上げたいならこれ
ピンズラーで習得できる語彙数は2000語程度と比較的少なめです。将来のレベルアップに備え、多聴多読をおすすめします。LingQなら楽しみながら語彙数が爆上がりしますよ。
私はLingQで18,000語覚えました。海外ドラマ、歌の歌詞、ニュースなど、好きなコンテンツだけをLingQで読解した結果です。
まとめ
この記事ではPimsleur(ピンズラー)について以下の事をお伝えしました。
- 耳と口だけを使うから「英会話の瞬発力」が身につく
- 1日45分(音声30分+復習15分)の習慣化で挫折しない
- セール時期を狙えばコスパは抜群
文法書を何冊も読み「この文型はこう使う」とわかっていながら、結局はうまく喋れなかった私だからこそ、ピンズラーの「音から入る」アプローチの優位性が分かりました。
ピンズラーは、学校英語の知識が眠っている人にとってオススメの起爆剤です。
まずはセール情報をチェックするか、無料体験で『スマホを伏せて声に出す爽快感』を試してみてください!
ではまた。
Have a good one!



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